地球の温暖化、オゾン層の破壊、海洋汚染、農薬や除草剤の使用による土壌汚染・・・。
地球の自然生態系を無視して壊し、環境の破壊は数をあげれば限りがありません。
私たち人間の身勝手な行為に、地球は傷つき悲鳴を上げています。
私たちの住んでいる地球は・・・
そして、子どもたちの未来はどうなってしまうのでしょう・・・
現在1分間にテニスコート20面分の木が切られています。
すでに、世界の森林の 3/4 が破壊され、
CO2排出量の増加の一因にもなっています。
また、森林がなくなるとともに、
動物たちの住むところもなくなり、
人里にエサを求めて出没する野生動たちは、
殺されて絶滅へ・・・
動物たちへ森林を返しましょう!
近年の異常気象の増加は言うまでもなく、
地球の平均気温は、どんどん上昇しています。
ハリケーンや台風の頻発、氷河が溶けたことで
洪水や陸地の水没などが起こっています。
これは過去1万年の気温の再現結果に照らしても異常なことで、このままでは100年後には、1.1〜6.4℃も平均気温が上昇してしまいそうです。
自動車などの排出ガス、工場などからの排煙、廃棄物の焼却排ガスなども空気を汚しています。
このような汚染物質は、呼吸器系統への障害や咳き込み、眼の痛みなど、人間の身体への影響は計り知れません。
また、酸性雨も大気汚染物質が原因であり、
森林破壊や農作物への影響など、
広範囲にわたることになるのです。
太陽からの有害な紫外線の多くを吸収し、地上の生態系を保護する役割をも果たして、私達を守ってくれてるオゾン層は、フロンガスによって破壊が進み、有害紫外線の一部は地表に到達し、皮膚の炎症や皮膚がんの原因となると言われています。また、人間だけではなく、生態系にもその影響を及ぼしています。
見かけの綺麗な野菜や果物が当たり前のようにスーパーに並び、私たちは、毎日その野菜や果物を食べています。私たちは、それらを生産する過程で使用された農薬や除草剤も同時に摂取していることになるのです。洗ったり、切り捨てたりして、直接口に入れる量は少なくとも、それらが川や海に流れ、巡り巡って最終的には人間に帰ってきます。人間が自然界に流したものは、必ず人間に帰ってくるようになっているのです。
河川、大洋、湖、池、地下水に対する一連の有害な影響は、水質汚染の原因の約70%と言われる家庭からの生活排水です。
私たちの家庭からは、毎日休まず洗剤などの汚染水が排出されています。
また、私たちはこの汚染した海のなかで生きる魚を食べ、汚染物質をも一緒に身体に取り込んでいるのです。
これらは、環境への影響が国境を越えて波及する点も、大きな問題のひとつになっています。