私たちは、魚介類を食べてたくさんのダイオキシンを、身体に取り込んでいます。
私たちが捨てたゴミの中の有害な物質は、確実に私たちの身体に還ってくるのです。
ゴミは燃やすとダイオキシンが発生します。
煙として出ていったダイオキシンは、雨となって土や水を汚染し、最後には海に辿りつきます。
燃やせないゴミは、埋め立て処分場に運ばれ埋められます。
雨で環境ホルモン(ビスフェノールA、フタル酸エステル、ノニルフェノールなど)が浸みだし、
地下水や川に流れて、最後には海へ辿りつきます。
鹿児島湾の貝の奇形率は100%、垂水でも87%、佐多町まで南に行っても41%なんだそうです。50mプール(たて50m×よこ25m×深さ1.5m)に、たった1滴(1cc)の有害な物質(10億分の1の濃度:1ppb)を垂らしただけで、貝はことごとく奇形化していまいます。
それをエサにしている魚たちは、体内に有害な物質を濃縮させているのです。