指定表示成分とは・・・
高度の有害毒性があり、2001年3月までに表示が義務付けられた成分で、人により皮ふ障害やアレルギーなどを引き起こす可能性のある成分。
化粧品の全成分表示は2001年4月から表示が義務付けられました。
化粧品の全成分表示は、現行の事前承認・許可制を廃止して規制緩和を図り、欧米諸国の制度との調和をめざすために導入されます。全成分表示の導入により、表示指定成分だけでなく、化粧品に配合されるすべての成分の表示が義務づけられます。全成分を表示することで、企業がその商品に責任を負うことになり、自己責任が明確化されます。
上記のように記述されていますが、有害な成分が入っていることを公表することで、万一肌トラブルが起きた場合にも「知っていて買ったあなたが悪い」と責任逃れができる方法と言っても過言ではないのです。
ヨーロッパ・・・・・約5000種類
アメリカ・・・・・・800種類
日本・・・・・・・・102種類
日本の水準は、世界の中でも最低水準です。
ドイツでは、プロピレングリコール(PG)・ラウリル硫酸Naは人体に有害なので、使用禁止になっています。
現在日本では、ヨーロッパでは規制されているのに、規制されていない約 4,900 種類の『有害表示指定成分』が、『無添加』と呼ばれています。つまり野放し状態といってもいいでしょう。
無添加 = 安全
ではないものがあるのです。
成分の内容を知らない、知ることができない消費者の人々は解りえぬまま
「指定表示成分」と「他の成分」とが一緒に表記されるようになり、
かえって見分けがつきにくくなっているのが現状です。
日本の「表示指定成分」全102種類の名称と、起こす可能性がある身体への影響・トラブルを掲載いたします。
現在ご家庭にある日用品にこれらが入っていないかチェックしてみてくださいね。