日用品を選ぶ際は、
「 何が入っているか?」
ではなく
「 何が入っていないか?」
を判断基準にするとよいでしょう。
有害な物質は、体内にちくせきされて一定量をこえた時、アレルギー反応などの症状や、様々な病気を引き起こす場合があります。その反応はすぐには現れないことから、アレルギーや病気の原因であることに気づかず、使用を継続してしまいがちです。発症してから気付く人も多いのです。
私たちの身のまわりには、多くの有害な物質や、有害な物質を利用した商品があります。それらは私たちの暮らしを便利なものにしますが、なかには人体や動植物に悪影響を及ぼすものもあります。また、下水処理でも分解・除去できず排水汚濁となって海や河川を汚染する原因となり、巡り巡って私たちの身に還ってきます。
それらは、環境や私たち自身にどんな危険を及ぼしているのか、毎日直接肌に触れるものなので、中身を確かめて、よく理解し危険でないものを選ぶ習慣をつけることが大切です。