身体が嬉しい食を心がけましょう!
「身土不二」とは、
「身体(身)と、環境(土)とは、不可分(不二)である」ということで、身体と大地は一元一体であり、その人の生まれ育った土地の自然に適応した旬の作物を育て、食べることで健康に生きられるという考え方です。
「地産地消」
「スローフード」
「マクロビオティック」
などに通ずるところが多くあります。
日本には、春夏秋冬があります。今の時期に採れる旬のものを食べましょう。
季節の物を食べることで身体は環境に調和するのです。
厚生労働省の食物成分表で、同じ野菜でも季節によって、栄養価の数字が変わるということが、はじめて盛り込まれました。 例えば、ほうれん草は、夏場のものよりも冬場のものの方が、ビタミンCが三倍も豊富だということです。
長寿で有名な山梨県の棡原(ゆずりはら)地区には、【身土不二】の文字の入った石碑が立っているそうです。身体と土地はわけへだてることはできない。土を離れて人は生きていくことはできない。これはつまり、その土地でとれた食べ物、旬のものを食べるのがよいということです。
私たちが食べた方が良いものは、何千年も前から食べ続けてきた玄米と、そして野菜を中心とした食事であるということです。私たちの身体も、こういう食事に適合するように出来上がっているのです。